インドネシアの日本企業
飲食店、家電、アニメや芸能などの文化、ファション、イベント関連から一般企業まで、インドネシアの日系企業が増えています。ジャカルタには10000人以上、スラバヤには1000人以上の日系駐在員が居るといわれており、今後もまだまだ増えそうです。ジャカルタの街を歩いていると、日系の文字もよく目にするようになったし、何より現地人に”日本産”のものは人気があることを、肌で感じます。
インドネシア人の雇用とトラブル
インドネシアで仕事をするうえで、現地従業員との関わりは必須です。しかし、文化、風習の違いは、仕事への取り組み方にも大きく関連します。たとえばある企業のインドネシア人は、金曜日のモスクの礼拝時に問答無用で会社を抜け、そのまま帰ってこないそうです。また、ラマダン(断食)の時期、厳格なイスラム教徒は朝から日没まで食べ物飲み物を口に出来ないため、苛立ちが募り、仕事上口論となることも多いとききます。このように、宗教の関連は大きいようです。
商標登録上のトラブルも解決致します
大手チェーン店や居酒屋などの看板やメニュー、また日本の商品、製品と全く同じようなものを、あたかも自社開発したかのような、いわゆる「パクリ商品、店舗」は東南アジア全域で横行しており、インドネシアでも例外ではありません。既にこういったトラブルはインドネシアの日系企業からも報告されており、野放しにしておくと経営上の痛手を食らうこともあります。「パクリ」を見つけたら、まずご相談下さい。インドネシアの商標登録法に基づいた対策を考案し、必要に応じて弁護士を通じた通告なども可能です。