現地調査員の変装術
インドネシアの調査員と提携して業務を行うことがあります。その際、彼らの変装術は我々が調査で行う変装とは全く発想が異なるもので、常に参考にしております。特にインドネシアはイスラム教をはじめとする多民族国家で、ジャカルタやスラバヤには、ベトナム、タイ、インド、中国、韓国人など、様々な人種が住んでいます。状況に応じてたくみに服装や髪型を変え、そのエリア、道路、そしてその地域の風習に溶け込んだ完璧な変装をします。弊社の調査員は、こういった現地調査員の精度の高い変装術を積極的に取り入れ、尾行や追跡に取り入れております。調査が高い成功率を誇る理由でもあります。
ある現地女性探偵の民族衣装を取り入れた変装術
驚かされた現地調査員の変装のひとつで、ヒジャブやニカーブを被って尾行した調査に立ち会ったことがあります。イスラム教の女性が髪や顔を覆うターバンのことで、特にニカーブは目以外の身体のパーツを覆うので、まさかターゲットも調査員とは気づきません。このような、日本での変装術とは異なる、宗教性や土地柄の特色を利用した変装術は、当社調査員も驚かされます。