難しい尾行インドネシアの交通事情
インドネシアは世界でも有数の渋滞大国です。電車はなく、移動手段はバスか車、バイクが主です。しかし、ジャカルタ、スラバヤ、メダンなどの人口の多い地域では四六時中交通渋滞が続いており、状況が改善される見込みが感じられません。こうした状況の中で効率の良い尾行を行なう為にはどうすればいいか、日々対策を考え、ターゲットを尾行、追跡しています。
ジャカルタの交通事情
ジャカルタの渋滞は世界一ともいわれています。通勤ラッシュ、帰宅ラッシュ時は、1キロ程度進むにも30分、1時間の時間を費やすこともあり、日々ぎゅうぎゅう詰めの道路状態です。また、金曜日の午後になると、礼拝の為にイスラム教徒達がモスクへ一斉に移動し、手に負えない渋滞が発生します。もちろんこのような状況下でも、尾行を行います。車での追跡、バイクタクシー、更に現地の調査会社の連携を煽るなど、ターゲットを見失わないよう徹底します。
郊外の交通事情
郊外や小島などでターゲットを調査する場合もありますが、ジャカルタとは対照的に、田舎の地域では街灯もなく、追跡を行なうだけですぐに怪しまれてしまいます。その為、そのエリア全域の土地勘が必要で、常にターゲットの行動を読んだ尾行能力が問われます。長年、インドネシアで経験を積んだ我々だからこそ、こういった場所でもまんべんなく調査を行なうことが可能なのです。